コーチングの最近のブログ記事
コーチング・スキルはコミュニケーション・スキル
いかがでしたか?
何も特別に、新しい話や難しい話はなかったと思います。
そうなのです。コーチングで行うことは、コミュニケーションを円滑に行うための、ごくごく当たり前のテクニックの集大成ということができるのです。
普段の仕事や生活の中でも、使えるテクニックがたくさんあるとおもいます。
ぜひぜひ、活用してくださいね!
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目標達成プログラム
ここで重要なことは、ゴールは通過点に過ぎないということです。
コーチは、相手がゴールのさらにその先を見るように、サポートする必要があります。
例えば、就職の内定を受けることや学校を卒業することは、学生にとってゴールではなく通過点です。「卒業したら、その先は?」「就職した後にどうするのか?」「10年後の姿は?」
もっと先の未来を見ることで、目の前の目標に向かって進むことができるようになります。
現在は雇用状況が厳しく、学生の希望する会社ややりたい職種に就職できるとは限りません。しかし、学生に、その先のゴールを見させ、視覚的にはっきりとイメージさせることで、いますべきことを実行に移すことができるようになるのです。
また、コーチングでは、モデルを見つけることで、目標達成の支援をすることができます。このような意味で、目標とする人物や尊敬する人などをイメージさせることは意義があります。
そして、実際に行動をするためには、それなりの情報量も必要となります。
コーチの役目には、積極的な情報提供も含まれます。
目標に関してさらに述べると、
目標は、具体的かつ視覚的なものであり、自分の内面ではっきりとイメージできる目標でなければ、達成されません。
そして、目標に向かって相手が行動できる環境を作ることが重要になります。
環境というのは、行動をするうえで非常に大きなポイントとなることがあるのです。
行動できないのは、相手のやる気が問題ではなく、目標達成に関する知識の問題であると捉えるべきです。
さらに、目標達成のための行動をし続けるための条件として、次の二つが重要となってきます。
・思い出させ、忘れないようにしてくれる人がいること
・誰かと約束すること
行動を支援するために、進捗マネジメント的な要素も、コーチングには必要ですね!
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アクナレッジメント(受け入れる)
「最後まで諦めずに実行したね!」
アクナレッジメントは、相手を認めて受け入れることです。
相手が実行したことの到達点をそのまま口にすることによって、相手が達成感を持つように導くことがでます。
注意すべきことは、アクナレッジメントは、誉めることとは若干違うということです。
「よくやったね」という賞賛は、相手に対しての意見や評価ととられ、素直には受け取られにくいことがしばしばあります。
アクナレッジメントは、「ここまで来たな。」という到達点を事実として伝える分、受け取りやすいものになり、賞賛の一歩進んだ形といえるでしょう。
つまり、アクナレッジメントは、相手に現れている違いや変化、成長や成果に、いち早く気付き、それを言語化して、相手にはっきりと伝えることに他なりません。
相手は、自分の行動を通じて、自分自身が成長し変化していることを知ります。そして、そのことに喜びを覚え、そのこと自体に達成感を持つようになります。
この自己成長感は、相手のやる気や自発性を強く促すエネルギー源となり、相手を結果重視型からプロセス重視型に移行させることができるのです。そして、仕事や生活、学習自体を楽しむことができるようになるのです。
私がコーチングを担当したある学生は、卒業までに就職を決めるという目標を達成しました。電話で「卒業前に決めたね!」というと、「これまでも、自分を変えるために、自ら生徒会長に立候補したり、やると決めたことは全部やってきました。後悔しないためにも、途中で投げ出すようなことはしません。仕事も楽しくやります。」と、改めて自分が達成してきたことを振り返り、大きな自信を得たようです。
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質問する(クリエイティブ・クエスチョン)
質問に対して、相手が自分の事として考えることで、自主性が育まれるからです。
例えば、学生に対する就職支援のコーチングをしているときに、学生と話をしていると、「勉強しようと思っているのだけど」。「就職活動をしなければならないのは分かっているのだけれど。」といった答えが返ってくることがあります。
これは、頭で分かっていることと、行動できるということが違うことから発生しています。前にも述べましたが、コーチングで必要なのは、何をすべきかではなく、どうしたらそれができるか、です。
「どういうふうに勉強する予定?」
「どうしたら資格試験に合格するだろうか?」
「書類選考が通らなかったのは、何が足りなかったのだろう?」
「面接に行って、何か気が付いたことはなかった?」
このような「HOW?」や「WHAT?」を使ったオープンクエスチョン(5W1Hを用いて、様々な答えを導き出す方法)は、学生自身で問題を考え、アイデアを発展させることに役立ちます。試験勉強のやり方を工夫する学生や、書類の書き方や模擬面接を熱心に研究する学生の、行動のきっかけになるのです。
コーチングで一番大切なことは、相手の「自発性を引き出すこと」です。
そして、相手の内側にある、その人自身も気が付いていないかもしれない可能性を、コーチとの双方向のコミュニケーションを通じて引き出すことです。
従って、それを引き出すためにどんな問いかけをするのか、つまり、いかに効果的な質問を作り出すかが重要となるのです。
コーチングで質問をする目的を、以下に列挙します。
・視点を変える
・未来を予測する
・リソースを探す
・モデルを探す
・問題をはっきりさせる
・物事を具体的にする
・ビジュアル化する
・気づきやひらめきを促す
・目標を設定する
・問題を特定する
・考えを喚起する
・アイデアを発展させる
・知識やスキルを棚卸する
的確で刺激的、創造的な質問は、相手をを創造的にし、行動的にできます。
効果的な質問をするために、以下のことに気をつけましょう。
�@ 相手に質問をする前に、コーチ自身がまず考えましょう
�A オープンクエスチョンを使いましょう
(クローズドクエスチョンでYes/Noの脅迫をしないこと)
�B 正確な表現を使い、シンプルで的を得た質問をしましょう
�C 時には図を描いてみたり、ビジュアルを活用しましょう
�D 質問は、一回に一つという、コーチングの原則に従いましょう
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聞き分ける
1.人も物事も支配していくコントローラータイプ
2.人や物事を促進していくプロモータータイプ
3.分析や戦略を立てていくアナライザータイプ
4.全体を支持していくサポータータイプ
相手のタイプを知る上で、注意点が二つあります。
まず一つは、これはどのタイプが優れていてどのタイプが劣っているというものではないということです。どのタイプにも得手不得手があります。ましてや、相手のタイプを変えていこうとする試みは、ナンセンスであるばかりでなく、相手から大きな抵抗を生み出すでしょう。
タイプを知ることの意味は、お互いの価値を認めて、より特性を活かしていくようにすることです。
二つ目は、タイプ分けは人の人格や関わり方を決定するものではないということです。あの人は、このタイプだから、こういう性格だ、だからこういう関わり方をすればいいだろうという安易な決め付けは、コミュニケーションを狭めてしまいます。
タイプ分けは、コミュニケーションの視野を広げるためのひとつの視点として利用していくことが大切でしょう。
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”聞く”(傾聴する)
特に相手の要求を聞くことは、相手が何をしてほしいと思っているのか、何をしてほしくないと思っているのかを、聞いて理解するということです。
「要求を聞く」ことのほかに、「提案を聞く」、「質問を聞く」、という三つの事は、聞くべきことの基本といえるでしょう。
聞く事で会話を広げ、会話を促進する。新しい気付きを与え、複数の側面からの視点をもたらし、広い視野を持ち込む。そして、相手のリソース(夢や目標)を引き出し、考えさせる。
コーチは聞き手にまわり、相手からの要求や提案、質問に耳を傾けます。
聞いてもらえた事で、相手は受け入れられ、お互いの信頼関係を築いてゆくことができるようになるのです。この信頼関係こそが、後々、相手のリソースを引き出し、自己決定を促進させ、具体的な行動を起こす礎となるのです。
相手の話を聞くために、特に次のことに注意する必要があります。
・話しやすい環境を作る
・効果的な質問をする
・確認する
逆に、話しづらい環境として、次のようなことに注意しましょう。
・攻撃的な態度
・偉そうな態度
・心を通わせない様子
「傾聴」のためのポイントを、次にまとめます。
�@ 時間を取ること
�A 相手を尊重すること
�B 話しやすい環境を作ること
�C さえぎらずに最後まで聞くこと
�D 判断しないこと
�E 自分が理解しているかどうか、時々確認すること
�F 客観的になること
�G 肯定的なメッセージを出すこと。特に、ボディランゲージに注意すること
�H 沈黙を大切にすること
�I コミットメント(合意形成)すること
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”リクエスト”(要求する)
「メールしてください。」「その事についてもっと話してください。」「本音は隠さないでください。」
人がひとりでは成し遂げることができない物事を達成するために、コミュニケーションは発達してきたわけですが、それは相手に要求していく行為にほかなりません。
そして、「相手にどうしてほしいのか。」ということを常に確認し、相手からの要求を大切にしましょう。
特に、不平不満の中には、要求が隠されている場合が多々あります。
それを汲み取る事で、私生活や仕事環境などを、向上してゆくことができるのです。
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コーチングの原則
ところで、タイガーウッズのコーチは、タイガーウッズよりもゴルフが上手いのでしょうか?
実はコーチの役目は、教えることではありません。
教えるのではなくて、聞く。
教えるのではなくて、質問する。
教えるのではなくて、ともに歩む。
コーチは、相手に広い視野を与え、引き出し、考えさせます。
そして、自分自身で問題解決の方法を選択し、自己決定する事で、行動へと結び付けます。
コーチングの原則は、次の三つです。
○ 聞かれたら答える。
○ 一回にひとつ。
○ 相手の感覚を大事にする。それを受け入れる。
さらに、行動を続けていくためにの条件のひとつとして、リマインドさせてくれる人がいることと、誰かと約束することがあります。これも、コーチの役割の一つでしょう。
さて、このコーチングスキルは、大きく次の6つに分類することができます。
1.リクエスト(要求する)
2.聞く
3.聞き分ける
4.質問する
5.アクナレッジメント(受け入れる)
6.目標達成プログラム
それでは、このひとつひとつを詳しく見ていきましょう!
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”行動”を重視するコーチング
それはズバリ、「行動すること」です。
行動こそが、成功を導きます。いくら頭の中で考えても、良いアイデアに恵まれても、度重なるチャンスを目の前にしたとしても、行動なくしては成功はありえません。
コーチングで最も大切なことは、「行動すること」であり、コーチの役目は「相手の行動を促すこと」にあります。
そのため、コーチングにおいて必要なことは、”何をすべきか”ではなく、”どうしたらそれができるか”ということになります。
目標を達成するために何をしたら良いかは、考えれば分かることです。もちろんそれが絶対に正しいとはかぎりませんが、正しいかどうかを判断するためには、実際に行動してみなければ分からないものです。
つまり、目標を達成するために必要なことは、どうやったらそれを実行に移すことが出来るのかという具体的な方法であり、そして結果的にそれを実行することです。
しかし、ここに一つの問題があります。それは、知識として頭で分かっていることと、行動できるということの間に、深くて大きな溝(ギャップ)があることです。
そのギャップを埋めるための、もうひとつのアイデアが必要なのです。
ところで、アイデアというと、一般的には”考え”のことを意味します。
しかし先ほど述べたように、考えただけで行動しなければ、なんの価値もありません。
つまり、アイデアとは、行動を伴ったものでなければ本当の意味でのアイデアとは言えないのです。
例えば、将来の夢を達成するために「ライフデザインをする」というアイデアを得たとします。でもそれだけでは、行動には結びつかないでしょう。
・ライフデザインとは、具体的に何ですか?
「ライフプランとキャリアプランを作成することです」
---→なるほど
・ライフプランで何を作成するのですか?
「写真集を作ります」
---→いらない
・他には?
「これからしたいことリストを作ります」
---→それはいいかもしれない。
・どうやって?
「30年先までの未来人生年表を書くんです。」
---→ライフイベント表のことだね。
・誰が書くの?
「私です。」
---→はい。
・どうやって書くの?
「このツールをつかって、年表を埋めていくんです」
---→なるほど。具体的だね。
・それを始めるにはどうすればいい?
「えーっと、いつからすべきでしょうか?」
---→では、今から!
このようにアイデアを具体化し、行動に結び付けていくためには、アイデアを生み出す時以上のコミュニケーションが必要となります。
双方向でアイデアを出し合い、それを検討する。行動に移すためのアイデアもまた双方向のコミュニケーションから生み出す、この一連のプロセスが”コーチング”です。
つまり、双方向のコミュニケーションから課題を解決するインタラクティブ・ソリューションが、コーチングということですね!
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コーチングスキルとは?
それは、コミュニケーションを重ねることを通じて、相手に、目標達成に必要なスキルや知識を備えさせ、目標に向けての行動を促していくプロセスです。
会話を広げ、会話を促進する、そして、会話の質と量によって相手の自発的な行動を促すためのコミュニケーション・スキルということもできます。
それでは、コーチングの隣接領域をみていきましょう。
カウンセリング
カウンセリングは、自己理解・自己洞察を深め、人生で直面した問題に対する答えを自ら選択し、自己決定していくプロセスを支援します。その結果、相手は自立することができるようになります。
コーチングが目標としている部分と大きく重なりますが、その一番の違いは相手の状態でしょう。
コーチングは、コミュニケーションを受け入れてくれることが前提です。しかし、カウンセリングの場合は、まずはそこから始めなければなりません。大きな問題を抱え、悩み苦しみ、否定的なマイナスの感情に支配されてしまっている場合もあるでしょう。
コーチングでは、パターン化された言葉を投げかけるテクニックがありますが、カウンセリングは常に相手と前例の無い1対1のコミュニケーションを必要とします。
カウンセリングは、専門性の高い職業ということができるでしょう。
人生相談
コーチングでは自らが選択し決定することを重視しますが、人生相談では過去の経験に基づく一方的なアドバイスに終始しやすい部分があると思います。
教育
コーチングでは教えるのではなく自ら学ぶ行動を促しますが、教育では知識やスキルの伝達に重点が置かれます。
コンサルティング
コーチングではどうすればそれが達成できるかに焦点を当てて相手の行動を促しますが、コンサルティングでは問題の解決に焦点を当てて相手の環境を変化させようとします。
例えば、コーチングでは、相手がどう行動すればいいかを考えます。しかし、コンサルティングでは、問題を解決するために相手と関係する人物(例えば部下)を変えてしまう事で問題を解決することもあるのです。
このようにコーチングは、専門的な職業ではなく、コミュニケーションスキルの一つと捉えることもできるとおもいます。
このコーチングスキルを体得することで、コミュニケーションを円滑に進められるようになるとしたら、キャリア構築において是非とも手に入れておきたいスキルの一つですね!
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