あなたがいるから私がいる
− わたしが誰であるかということ − わたしのアイデンティティ、つまり「それによって、この時この場所でも、あの時あの場所でも、過去でも未来でも、自分が同一人物だと感じるところのもの」 − は他者との関係の中ではじめて現実化される。
と、R・D・レイン(精神科医)は、自他のアイデンティティの<補完性>を問題にしています。
そして、レインはそこで<場所>ということも問題にしています。
「すべての人間の存在は、子供であれ大人であれ、意味、すなわち他人の世界のなかでの場所を必要としているように思われる・・・・・ 少なくともひとりの他者の世界のなかで、場所を占めたいというのは、普遍的な人間的欲求であるように思われる。たいていの人びとは、少なくともひとりの他人の世界のなかで自分が第一の場所を占めるという経験を求める」(「自己と他者」R・D・レイン)
じぶんがだれの他者でありえているかの感覚が、自己の同一性感情の核をなしているというのです。
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