会話のなかで自分を休める

会話における<間>というのは、そこに自分をあづけることによって自分の枠を緩めたり、目の前にいる他者のその他者としてじぶんを感じたりというふうに、そこにおいてじぶんが揺さぶられ、また捏ねられ、あらたな形を与えられる、ときにはそこでじぶんを休める、いわが自己調整の場ということができます。

コミュニケーションというと、私たちはついつい合理的な目的を重視してしまう、つまり意思の一致、コンセンサス(合意)をイメージしてしまいますが、もしコミュニケーションを動機つけているものが、そのなかで各人が他者の存在とともにその前にいま疑いもなく存在するものとしてじぶんを感じることにあるとするならば、そこにおいてもっとも重要なことは、他のひと、じぶんとは異なる他の存在をそこにありありと感受するということです。他者との差異に深く思いをいたすことで、じぶんという存在の輪郭を思い知らされます。



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