タイミング
日本語では、「好時機に行う、時宜に合わせる、拍子を合わせる」といった意味をもちますが、本来の英語ではこのような概念はあまり持っていないそうです。
しかし、このタイミングという言葉は、日本ではとても重要な意味を持ち、日常の中で使われているのです。
タイミングは一般的に、静止した対象との関係においては、あまり重要視されません。動いているものと動いているものとの関係、そのなかで「まるで空中ブランコの妙技のように、一瞬の<間>を捉えて相手に即応する」、まさにその臨機応変のやりとりが、タイミングと呼ばれています。そして動くものどうしのあいだのやりとりということは、関係のありかたをあらかじめ設定することはできないし、その行方をあらかじめ読み取ることもできない。まるで航海図のない航海のようにして会話というものが、はじまるのです。
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