投資信託の種類

投資信託の種類で有名なものは、株式に投資する「株式投資信託」と、債券に投資する「公社債投資信託」です。ただし、投資信託には他の分類方法がありますので、それについて解説していきます。
1)追加型株式投資信託
株式投資信託…運用する対象による分類
投資信託はどのような資産で運用するかによって「株式投資信託」と「公社債投資信託」に分類できます。その名のとおり、株式を中心に運用される投資信託が「株式投資信託」、債券を中心に運用される投資信託が「公社債投資信託」です。ただ、日本では税法の規定により株式が1株でも組み入れできるものは株式投信に分類されます。このため、例えば国債や社債などを主な投資対象とする投資信託であっても、株式が1株でも組み入れられている場合は「株式投資信託」として分類されるのです。
2)国内株式型(一般型)
国内株式型…投資方針による分類
分類には「投資方針」による分類があります。これを見るとその投資信託がどんな投資目的で、どんな投資対象に、どんな投資手法を用いて投資するかがわかります。株式投資信託であれば、国内の株式へ投資する投資信託か、海外の株式へ投資する投資信託か、また、日本株式へ投資する投資信託であれば、その対象は、大型の株式なのか、中小型の株式なのか、あるいは特定の産業(電機や自動車など)の株式だけに投資するものなのかなど、その内容は様々です。
【株式投資信託】
 ■国内株式型:日本株式に投資する投資信託。おもに投資信託の70%以上株式を組み入れる投資信託。
 ■国際株式型:外国株式に投資する投資信託。投資信託に組み入れる株式の制限は70%以上。
 ■バランス型:株式と公社債など、異なる資産を組み入れて運用する投資信託です。また、公社債中心の運用を行うものも含まれます。株式組入限度は70%未満。
 ■転換社債型:おもに転換社債に投資する投資信託。株式の組入限度は30%以下。
 ■インデックス型 株式市場全体の動きを表す日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)など指数(インデックス)に連動する運用成果を目指す投資信託。株式への組入に制限を設けていません。
 ■業種別インデックス型:電機、通信、繊維など、各業種内の株式に投資する投資信託。株式の組入限度は70%以上。おもに国内の特定の業種に属する株式に投資するものです。
 ■派生商品型:先物・オプションなどデリバティブ(金融派生商品といわれます)を積極的に活用し、大きな収益を追求する投資信託。
 ■ファンド・オブ・ファンズ:複数の投資信託に投資する投資信託。複数の「ファンド」を組み合わせた「ファンド」です。
【公社債投資信託】
 ■国内債券型:おもに国内の債券を中心に運用する投資信託。
 ■外国債券型:おもに外国債券を中心に運用する投資信託。
 ■内外債券型:国内外の債券に投資する投資信託。
 ■派生商品型:デリバティブ(金融派生商品)を駆使する投資信託。
 ■MMF型:国内外の債券に投資し、日々決算を行なうもの。