デュアルシステム
これは中世の徒弟制度の流れを汲むもので、親方(マイスター)が指導員となり、訓練生を教えるもので、マイスター制度ともいわれます。
ドイツでのこの制度は、企業における職業訓練と平行して職業学校に通学し、学校から職場へと滑らかに移動することを可能にすることを意図しています。一般には週3日程度、企業で訓練を受け、残りの2日は職業学校で授業を受けます。
デュアルシステムの中心となる部分は、企業における職業訓練。若者の職業観を早期に育成する狙いもあります。
日本でも、同様の取り組みが始められています。日本版デュアルシステムとは、「働きながら学ぶ、学びながら働く」ことにより 若者を一人前の職業人に育てる新しい職業訓練システムです。具体的には、企業における実習訓練と教育訓練機関における座学(企業における実習訓練に関連した内容)を並行的に実施します。
私も以前、専門学校のデュアルシステムの開発・実施に、少しだけ携わることができました。そして、学生達の成長ぶりに、正直驚きました!
あんなに頼りなげだった学生が、すっかり一人前の大人に変わりました。
デュアルシステムをやり遂げた学生は、技術力や職業能力だけでなく、話す内容や話し方、生活態度、挨拶、マナーが向上し、なにより、自信に満ち溢れているようでした。
成果報告会の学生プレゼンテーションは、堂々としていて素晴らしいものでした。
若者の力は無限なのだと、改めて実感し、感動したのです。
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