少子高齢化と人口減少がもたらすライフスタイルの変化
とくにインパクトが大きな環境変化は、次の3つのことだと思います。
1)日本経済が成長経済から成熟経済へと移行したことと、グローバル化
2)少子高齢化、人口減少という日本の社会環境
3)インターネットによる情報流通の革命とIT化
これらのことは、緩やかに私たちの生活に影響をもたらし、新しい価値観やライフスタイルの変化に繋がっているのだと感じています。
そして特に、少子高齢化と人口減少が、ライフデザインに与える影響が大きいと思います。
これは、日本が世界に先駆けて直面する問題ですから、こうすればいいという答えはありません。
ライフプラン作成の注意点としては、次のことが挙げられると思います。
1)自分年金を考える
国や会社が老後を保障できる時代ではなくなります。
老後の人生設計を、自己の責任において考えなければなりません。自分年金は、とくに重要な問題となってくると思います。
貯蓄性商品や保険を上手く活用して、ファイナンシャルプランニングをする必要があります。
2)家を買うのか、借りるのか
住宅をどうするのかは、ライフプランを考える上で大きな問題だと思います。
人口の減少により、家が余ってきます。その結果、人口の都心回帰が起こるでしょう。
家を買うのか、借りるのか。買うのなら、どこに家を建てるのか。
住宅購入の是非に関してさらにいうと、お金の損得を考えるのではなく、どのようなライフスタイルをしたいのかという、価値観の問題と捉えるべきだと思います。
3)保険の考え方を変える
次のキャリアプランにも続くことですが、定年を迎えて老後を生活するうえで、これまでのように完全に引退することを前提として、生命保険や健康保険、傷害保険を設計していいのでしょうか?
人生100年の時代においては、定年は職業人生の終わりではなく、新しいセカンドライフの初まりと考えたほうが良いと思います。そう考えると、保険商品で必要な保障も随分と変わってくるのではないかと思います。
キャリアプラン作成の注意点としては、次のことが挙げられると思います。
1)労働人口が減少します
2007年からの人口減少、そして団塊世代が定年を迎えることにより、労働人口が減少します。このことが、雇用環境を大きく変えることが予想されます。
どのような働き方が求められるのでしょうか? キャリアプランを考える上で、自分の仕事内容に照らし合わせて、考えてみる必要がありそうです。
2)企業価値が再認識される時代
成熟経済へと移行することにより、売り上げ至上主義から、会社それぞれの企業価値を追及する時代へと変化することでしょう。
企業が従業員に求めることが、変わってくると思います。そして、インターネットのブロードバンド上でビジネス基盤が出来上がることにより、従業員の働き方も変わってくると思います。特にITリテラシーは、昔でいう”読み書きそろばん”のそろばんに相当する必須スキルといえるでしょう。
3)コンピュータの仕事と人間の仕事
コンピュータが小型化されてあらゆるものに搭載され、自動システムによって制御されるようになる、いわゆるユビキタス時代が、もう目の前に来ています。
これまで人間が行ってきた作業的な仕事は、どんどんとコンピュータに置き換えられていくことでしょう。繰り返し行うような単調な労働作業は、コンピュータに取って代わられてしまうのです。たとえば、アメリカでは既にスーパーのレジが無人化しています。
それでは、私たち人間は一体何をすればいいのでしょうか?
ITが進歩しあらゆるものがデジタルで管理される時代になればなるほど、人間にしかできないアナログサービスが、ますます重要になってくると思います。
これから最も必要な能力開発は、相手を思いやったり考えたりもてなしたりして、人に感動を与える力、人の心を捉える能力ではないでしょうか?
私たち人間は、もっともっと心を豊かにする必要があるのだと思います。
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