第2回 家計の貸借対照表 バランスシートの作成

こんにちは。ライフプラン講座へようこそ。

前回は、ライフビジョンとライフイベント表を作成しました。

第2回ライフプラン講座では、家計の貸借対照表「バランスシート」を作成します。

ライフプランで大切なことは、バランスをとるプランニングをすることです。
収支と支出のバランス、資産配分のバランスに注意しましょう!


家計の計数管理


ライフイベント表で、将来の夢や目標などのビジョンを明確にしたら、次はそれを実現するための企画をしましょう。すべては、プランニングから始まります。
ライフプランとして作成するのは、次の3つです。

  1) 家計のバランスシート【貸借対照表】(BS)
  2) 家計の年間収支表【損益計算書】(PL)
  3) 家計のキャッシュフロー表【キャッシュフロー計算書】(CF)

じつはこれ、会社の決算報告書と同じ内容なのです。
つまり、あなた自身が自分の経営者ということです。


ストックとフロー


ライフプランを、どのように収支と支出のバランスをとりながら計画していくのかを、具体的にやってみましょう。

最初は、家計の現状がどうなっているかを確認します。
家計はストックとフローの両方から把握することが大切です。

家計のストックについてはバランスシート【貸借対照表】(BS) を、
家計のフローについては家計の年間収支表【損益計算書】(PL) をぞれぞれ作成します。


バランスシートを作成しよう!


バランスシートは、ある一定の日における資産と負債を対比させて、その差額を純資産(企業会計では資本)として把握するものです。家計の場合は、毎年12月末時点で作成するのが良いでしょう。

ライフデザインシートのバランスシートを埋めてみましょう。

バランスシート

作成のポイントは、金額を時価で記入するということです。
特に、株式や投資信託など元本が変動するリスク性の金融商品や不動産の価格に注意してください。


◆預貯金(普通)

銀行に預け入れている流動性預貯金の合計額を入力してください。
流動性預貯金とは、期間の定めがなく出し入れが自由なもので、普通預金、当座預金、貯蓄預金、通知預金、納税準備預金などのことです。

<参考>
預貯金の特徴は、元本保証があることです(外貨預金も外貨建てでは元本保証がありますが、為替差損により円建てでは元本割れすることもあります)。元本保証は、預けた資金(元本)が将来受け取るときに目減りしないことを、金融機関が約束するものです。また、仮に、取扱い金融機関が経営破綻に陥ったとしても、預貯金は預金保険制度や農水産業協同組合貯金保険制度により一定範囲で保護されています。そうした意味で預貯金は、最も安全性の高い金融商品のひとつといえるでしょう。
 元本保証があることは、将来の生活設計を立てるうえで大切です。将来その資金を使おうと思ったときに大切な資金が目減りしていては困ります。目減りしては困る資金を貯めておくときには、元本保証があることが金融商品選びの目安になります。
 貯蓄目標金額を貯めようとするときには、一定期間ごとに一定額を積み立てる方式を使えば、効率的に達成することができます。
 また、公共料金の引き落としや給与振込に普通預金が使われていることも、他の金融商品とは違った特質です。日々動く資金の受け皿として利用できることから、最も身近な金融商品ともいえます。


◆預貯金(定期性)

銀行に預け入れている定期性預貯金の合計額を入力してください。
定期性預貯金とは、預入期間の定めがある、スーパー定期、大口定期、積立定期預金、定期積金、期日指定定期預金、変動金利定期預金などのことです。


◆郵便貯金(普通)

郵便局に預け入れている流動性預貯金の合計額を入力してください。
通常貯金、通常貯蓄貯金、国際ボランティア貯金、定額貯金、介護貯金、積立貯金、住宅積立貯金、教育積立貯金などです。


◆郵便貯金(定期性)

郵便局に預け入れている定期性預貯金の合計額を入力してください。
定期貯金(ニュー定期)、オート定額・定期貯金、国債定額・定期貯金などです。


◆信託

信託財産の合計額を入力してください。

信託とは「信頼して託する」という意味で、お金や土地などの財産の運用や管理を信頼できる他の人に委託することです。信託銀行では、この信託を業務として取り扱っています。

個人向けの主力商品としては、金銭信託(合同運用指定金銭信託〈一般口〉)、金銭信託(1ヶ月据置型「ヒット」)、金銭信託(新1年据置型「スーパーヒット」)、実績配当型金銭信託(ユニット型)、貸付信託(収益分配型)、貸付信託(収益満期受取型「ビッグ」)などがあります。

<参考>
信託財産の主なものは金銭ですが、信託銀行は、金銭のほかに土地・建物などの不動産、債券・株式などの有価証券、車両・船などの動産、さらには金銭債権など幅広く受託することができます。


◆有価証券

有価証券の時価評価額の合計を入力してください。

有価証券とは、国が発行する国債、地方公共団体が発行する地方債、企業が発行する株券や社債券、特定の金融機関が発行する金融債(利付金融債、割引金融債)などのことです。


◆投資信託

投資信託の時価評価額の合計を入力してください。

<参考>
投資信託(一般的には「投信」、「ファンド」と呼ばれます)は、専門機関(投資信託会社など)が複数の投資家から資金を集め、これを一つの基金(ファンド)としてまとめて運用する仕組みのものです。


◆貯蓄性の保険

学資保険や養老保険の解約した場合の金額の合計を記入してください。
(解約した場合の金額が不明な場合は、郵便局や保険会社に問い合わせると教えてくれます。)


◆その他の金融資産

その他の金融資産の合計額を入力してください。
商品ファンド、商品先物取引、抵当証券、金などがあります。



◆土地

持っている土地の時価評価額を入力してください。


◆建物

持っている建物の時価評価額を入力してください。


◆その他実物資産

その他の実物資産があれば、時価評価額で入力してください。



◆住宅ローン

住宅ローンの残りの金額を入力してください。

<参考>
住宅ローンは、公的ローンと民間ローンに大別されます。また、住宅ローンは、種類によって金利タイプ、借入限度、借入条件などがかなり違ってきます。
公的住宅ローンには、住宅金融公庫融資をはじめ、厚生年金・国民年金の被保険者を対象に扱う年金住宅融資、財形貯蓄をしているサラリーマンを対象として扱う財形住宅融資、都道府県や市町村・特別区が窓口となる自治体融資があります。
また、民間住宅ローンには、銀行、信用金庫、信用組合、生損保、労金、農協などが取り扱うものがあります。


◆その他借入金

その他の借入金があれば、その金額を入力してください。
例えば、教育ローン、自動車ローン、フリーローン 、カードロー 、消費者金融専業会社からの借入金などです。

(これら借入金が多い場合は、専門家に相談することをオススメします!)


分析のポイント


バランスシートを完成することができましたか?

それでは早速、作成したバランスシートをチェックしてみましょう!

まず、純資産額を確認してください。
これは、あなたがこれまで生活してきた中での収支の結果です。

大丈夫ですか? マイナス(債務超過)になっていませんか?


次に、資産と負債の内容を確認し、各項目の構成比率をチェックしてみましょう。
構成比率では、保有資産に極端な偏りがないか、住宅ローンなどの負債と金融資産残高のバランスに注意してください。


お疲れ様でした!


第2回 ライフプラン講座では、バランスシートを作成しました。

いかがでしたか?

バランスシートを作成することで、プラスの資産とマイナスの資産のバランスが把握できたことと思います。
資産全体から見て、住宅ローンや保険、金融資産の運用などの家計の見直しができるようになります。

バランスシートは常に変化するものなので、家計の収支のチェックとともに年1回ごとに作成するのがよいでしょう。


次回の第3回 ライフプラン講座では、家計の年間収支表【損益計算書】(PL) を作成します。
お楽しみに。


それでは、また。 ごきげんよう!

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